【夜市地区の”放課後の集い”】

6月上旬、夜市地区で開催された「放課後の集い」にお邪魔させていただきました。こちらの事業は、夜市小学校の児童が3日間、放課後に市民センターに集まり、学校とは違う環境で「宿題→夕食→遊び」の共同生活を体験することで、自主性や協調性、コミュニケーション能力を養うことを目的に実施されています。

コロナ禍以前には、放課後に限らず、市民センターへの2泊3日の共同生活を通じた「通学合宿」という名前で実施されていました。

取材に訪れたこの日は、3日間のうちの2日目。
宿題を終えた子どもたちは、地域の方や、ゲストとして参加されていた周南市長、周南市教育長と一緒にご飯を食べている最中でした。
食事は、1日目を夜市地区のJA女性部のみなさんが、2、3日目は地域食堂”うぶすな食堂”のみなさんが担当されているとのこと。
特に、2、3日目のメニューは毎年同じものを作られていて、子どもたちに「夜市の市民センターで食べた味」として覚えておいてほしいとの思いが込められています。
実際に、中学生・高校生になっても、小学生の時に参加した友達と一緒に遊びに来る子どもたちも、このご飯を楽しみにしている子が多いんだとか。

ご飯の時間を終えると、周南公立大学の学生のみなさんによるレクリエーションが始まり、お兄さんお姉さんと一緒に楽しく遊ぶ声が、市民センターに響き渡っていました。

この日、参加していた子どもたちの人数は約30人。対して地域のサポーターのみなさんの人数も15人くらい。地域のみなさんが、食事やレクリエーションの様子を暖かく見守る姿も、印象的な事業でした。