【八代地区】ナベヅル渡来
10月31日(木)、八代地区に二羽のナベヅルがやってきました!
今シーズンでは初めての渡来で、八代小学校の児童らも望遠鏡を片手にツルの観察をしていました。
この二羽は夫婦の可能性が高いとのことで、取材に訪れた際も、仲睦まじい様子でエサを食べている姿が見られました。エサとなるお米は、ツルがねぐらに帰った隙を見計らって、野鶴監視員の方々が撒かれているそうで、日や時間を問わず、ツルを大切に想う気持ちが感じ取れました。
国の特別天然記念物に指定されている八代のナベヅルは、毎年この時期に飛来し、3月下旬頃まで越冬します。ツル保護のため、地域の方々も市の職員や専門家らと一緒にねぐら整備に取り組まれています。また、その間の渡来地一帯は、土地の所有者すら立ち入り禁止になっているそうです。
本州でツルが渡来するのは、ここ周南市八代地区だけ!
観察所の中には望遠鏡や定点カメラのリアルタイム映像もありますので、ぜひ見に行かれてみてはいかがでしょうか。